① 相談の受付
「働きたい」「仕事の悩みがある」などの就労に関する相談を受け付け、ご本人及びそのご家族の方と共に、解決を図り ます。
② センター内実習の実施
就職を希望される方には、5日間程センターに通って作業をする、「センター内実習」においでいただきます。
実習を通して職業適性や作業態度、就職準備性などを評価し、ご本人に合った方向性を提案します。
③ ご本人に適した職場開拓
ハローワークなどの関係各機関と連携を図り、「センター内実習」の評価結果やご本人の希望などをふまえてご本人に適した職場を開拓します。
面接前、履歴書記入のアドバイスや面接練習を行います。実際の面接の場にも、必要に応じて職員が同行しております。
※ 就職活動支援登録の方は、センター内実習の初日から数えて1年間の登録期間となります。再登録は可能です。
④ 職場実習中の指導とアドバイス
面接の場だけでは、ご本人の様子も具体的な仕事の内容もわからない事が多く、事業主の方もご本人も就職を決める事に不安を感じられる事もあるかと思います。まずは実習という形態で実際に働いてみることで、適性を検討します。
実習中は職員が直接付き添って指導したり、従業員の方に助言をするなどして仕事の手順やルールがスムーズに身につくように支援します。
⑤ アフターケアによる職場定着
就職後はセンターからの支援に期限はありません。必要に応じての職場訪問や会社との調整などにより対応します。
⑥ 余暇活動でリフレッシュ
働いている方を対象に、仕事を終えてから気軽に立ち寄れる場所として、金曜日は午後8時までセンターを開放しています。
また、リフレッシュを目的に、みんなでの外出やスポーツなどの余暇活動を月1回実施しています。(アフター登録者のみ)
→ 余暇活動について
⑦ 生活講座の開催
みなさんの生活について、テーマを決めて、年4回土曜日に生活講座を開催しています。(就活・アフター登録者限定)
→ 生活講座について
センター内実習について
目的
生活習慣、作業能力、作業態度、身体的能力、一般理解、対人関係の構築力についてアセスメントを行い、今後の方針を決定致します。
概要
マカロニ袋詰め作業(4日間)・基礎能力検査(半日)
月曜日から金曜日で実習を行います。
作業内容
<マカロニ袋詰め作業(4日間)>
「作業内容指示」→「計量」→「袋留め」→「箱詰め」
<基礎能力検査(半日)>
重量物運搬、読み書き・転記、時計・時間の理解、計算能力、数の理解、金銭の理解、記憶力、色の識別。
安定した就労実現のために
センター内実習の目的は、大きく二つあります。一つ目は、今すぐに働ける状況にあるかを見ることです。生活リズムが整っている、時間を守れるなど、最低限企業から求められる状況をクリアしているかを見させていただいています。
二つ目は、安定的な障害者就労の実現のために、その方の長所(得意)と課題(不得意)を把握するためです。センター内実習は、長所と課題をご自身に認識してもらうことと、後の就職活動の際に本人についてより詳しく会社に伝えるための情報を取得することを目的としております。
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